Our Philosophy
「妥協なきモノ作りが、後悔なき日々になる」
僕たちが毎日使うモノには、使い手の目的だけでなく、確固たるアイデンティティが備わっている。
朝、クシで髪をとかすのは、その日出会うかもしれない誰かに対しての最小限のリスペクト。
鏡を見ながら服を着るのは、今日も自分が自分であるため。
靴へ足を通しグッと紐を結ぶのは、新しい世界へ勢いよく飛び出すため。
忙しくもかけがえのない日々の中で、僕たちは自分が拘りを持って選んだモノと共に生きている。
僕が手がけるアパレルブランド『KAZUNA和匠』も、そんな人々の想いと共にある。
この業界に入ってから30年ちょっと…。
僕は、多くのお客様、多くの洋服と素材、多くの技術に出会う中で、真に社会から必要とされる紳士服を追い求めるようになった。
日本最高峰の縫製工場と提携し、最高の素材を手に入れること。
お客様と一対一でお話をさせていただきニーズを拾い上げるだけでなく、僕たちにしかできないご提案をさせていただくこと。
時にはお客様にとって、耳が痛いことでもしっかりとお伝えすることで、より本質に迫る一期一会のスタイルを一緒に形作っていくこと…。
もしかすると、僕たちがお届けするモノ作りは、高価かもしれない。
だけど、そこには唯一無二でクラシックなファッションがある。
そんな妥協なき製品ともに、僕たちはお客様の大切な日々をお支えしたい…。
そう、強く思うのです。
Kazuna’s Story
・1970年 4月1日 横浜で誕生。少年野球に打ち込み、今のモノづくりにも繋がるチームプレーの重要性を学ぶ。
・高校時代にファッションに興味を持ち、東京の服飾専門学校に通学。服作りに必要な技術を網羅的に学び、卒業後に渡米。
・1990年よりロサンゼルスとニューヨークで18年間生活。業界の最先端をひた走る。ニューヨーク5番街、皮肉にも今現在は日本のブランド「ユニクロ」が建つ53丁目の角地には、1999年5月に「ブルックスブラザース5番街店」がオープンした。その店のオープニングスタッフとしてスーツ売り場で働き、同年度個人売上1.5Mドルを達成した。その後2001年9月、あの 9/11事件の少し前に、縫製工場「ヒッキーフリーマン」が「ブルックスブラザース5番街店」の隣に、初の路面店をオープン。その店のオープニングスタッフとして、パターンオーダー販売員として働いた。その後、5番街の某高級デパートで、フランスの高級ブランド「シャルベ」のマネジメント、イタリアの高級ブランド「キトン」や「ブリオーニ」の販売を担当。
・2008年 帰国。始まりの地、横浜のテーラーでお客様ひとりひとりの体格や体型、ニーズに合ったスーツとファッションを提案。2010年にはその専門性を認められ、日本ファッションビジネス能力検定証を授与される。
・2013年よりシドニーに在住。2014年に『KAZUNA和匠』立ち上げ。多くのお客様に高品質・高機能の製品を届ける。
・2022年8月京都に移住。同年11月『KAZUNA 和匠 KYOTO』立ち上げ。